お酒を飲んでいる時の“あなた”は、誰?

知識・解説

お前は誰だ?

突然、瀧くんが登場しましたが、

(君の名は。10年以上も前の作品なんですね…)

皆さん、お酒を飲んでる時、

どうなりますか?

口数が増える?

やたら笑っちゃう?

泣き上戸になる?

それとも、ちょっと怒りっぽくなる?

人によって反応はさまざま。

飲む量、一緒にいる人、

場所や空気感によっても、

まったく違う“自分”

顔を出してきたりしますよね。

これってなんだろうって

気になったことありませんか?

そうです。

今回も、”サケトーク”です。

前回は、お酒の強い弱いについて

深掘りしましたが、

今回は、「酔っている時に出てくる人格」

について調べていこうと思います。

これを知れば、

自分自身を知るためにも

相手のことを理解するために

役立つかも知れません。

では、さっそく。

チルに展開していきましょうか。


酔っている時が“素の自分”?

お酒を飲むと普段抑えていた 

感情が出てくる

よく言われるのは

「本音が出る」「素が出る」なんて言葉。

それって本当に“素”なんですかね?

「普段の自分」が“抑えた仮面”であり、

「酔ってる自分」が”本質だ”っていう

説があります。

心理学的には、お酒は

「抑制機能を弱める」ことで、

心の奥にある感情や衝動が

表面化すると言われてます。

つまり、いつもは無意識に

ストッパーかけてる自分が、

お酒の力で“開放される”

よく会社の上司に言われました。

酒飲んでから話そうか。

ちょっとしたシリアスな話。

普段言いづらいことを話すときに

まずはぐびっと。

ある程度仕上がってから、

「じゃあ、本題入ろうか。」っと。

…。

恐ろしい。(笑)

これって、

“本音で語り合おうぜ”っていう

意図がありますよね?

あとは、

「この前、すごく酔ってたよ。」

みたいなこと言われた時。

大体、記憶がない。

友人からこのセリフを言われた時は

びくっ!ってしますよね。

大体、そのあとされる話って

いい話ではないことが多いですから。(笑)

その時の自分。

知らずして”素の自分”が出てしまった?

結構あるあるですよね?

酔っている時の自分って、本音?


酔っている時の自分って”もう1人の自分”?

結論から言います。

“素の自分”ではなく、”もう1人の自分”。

理由は3つあると考えられます。


① 抑制が外れてるだけで、

“本音100%”じゃない

お酒を飲むと、

脳の「前頭葉」って部分の働きが鈍くなる。

ここは“理性”“社会性”をコントロール

してる場所だから、酔うことで

ブレーキが外れる。

つまり、普段我慢してること・隠してる感情が

表に出やすくなるのは事実。

でもそれが“素”かというと、それは違う。

あくまで、“フィルターがゆるくなった

状態の自分”


② 酔ってる時の発言は、時に自分でも驚く

酔っ払って

「え、なんであんなこと言ったんだろ?」

って翌朝思ったことないですか?

あるいは、「そんなこと言ってたんだ…」と。

“素”なら、そこまで他人事

みたいに感じないはず。

むしろ、少しズレた客観性がある。

だからそれは、“別の人格”

一時的に主導権を握ってたってこと。

(かっけえ…遊戯王みたいですね、

あるいはこち亀のホンダ)


③ その“もう一人の自分”も、たしかに「自分」

これが一番大事なんだけど──

たとえば怒りっぽくなる、

涙もろくなる、自信満々になる。

それって、普段の自分にもどこかに

潜んでる側面。

でも日常では見えにくい。

お酒という“鍵”で開く、もう一つの部屋

つまり、「酔った自分=嘘の自分」

じゃなくて、「もう一人のホンモノ」


まとめ

どうでしたか?

ちょっと意外だったり、ドキッとしました?

多くの人が、”素の自分”だと

思われていたと思います。

調べている僕も、

これを知って驚きましたね。

“もう一人の自分”。


誰しもが、

お酒で失敗してしまったこと、

嫌な思いをさせられたこと

あるかと思います。

「なんであんなことを言ってしまった?」

「なぜあんなこと言ってきた?」

「本当の自分ってこんなやつなんだ…」

「あれが、本音でしょ?」

確かに、そういった面を、

持ち合わせていたかもしれない。

どこかで我慢していた自分(相手)が

剥き出しになってしまったかも知れない。

それでも、まずは

嫌いにならないで欲しい。

お酒で現れるもう一人の自分は、

普段は隠れている、もしくは忘れていた自分。

ふとしたきっかけで顔を出す。

それは、人との関係性を深めたり、

壊してしまったりすることもある。

だから、お酒に酔った自分を

「本音」でも「仮面」でもなく、

“もう一つの自分”として

受け止めてあげることが、

本当の意味で

“自分を知る”、”相手を知る”

ことに繋がるんじゃないかなと思います。

お酒とうまく付き合って

いきたいですよね。

そんな一定ラインを超える瞬間が──

あなたにとっての、

“かたわれ時”

なのかもしれないですね。

それではみなさま

お疲れCheers”

ではまたっ。

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