オシャレって、ギャップ!?

知識・解説

あなたにとって、

オシャレって何だと思いますか?

日常的な会話で、

よく使いますよね。

「今日の服装いいねー。オシャレじゃん。」

「うわー、オシャレなお店!」

服装、建物、物でも。

匂いでも、あるいは、音楽でも。

見ている、聞いている。

そこにいるだけで、

第六感的な部分で”オシャレ”って感じる。

”オシャレ”って、

アート的なもの。

芸術的なもの。

なにかと、聞かれても

うまく答えられない。

言語化するのって、難しいと思うんです。

僕なりの、仮説を立ててみました。

オシャレとは、ギャップである。

と思います。

一体、どういうことって思いますか?

それって、あなたの感想ですよね?

って思いますか?(笑)

どうやら、これ。

脳科学的に、心理学的に説明できる

みたいです。

今回は、オシャレについて

深掘りしていきます。

オシャレって、ギャップなのか?

具体的な例を挙げるとすれば──

(あくまで主観ですが)

・上下フォーマルなジャケット、スラックスに

ニューエラのキャップ。

・高級フレンチで

クラシックではなく、JAZZ。

・無機質な打ちっぱなしのコンクリートの

空間に、観葉植物のグリーン。

・ムッキムキの鍛え上げられた体つきに

中性的な整った顔。

一見、合わなそうな要素同士。

だけどそれがハマると、

なぜか“オシャレ”に感じるもの。

ここで出てくるのが、

脳科学でいう「予測誤差」

人の脳は、「当たり前」より

「ちょっとズレてる」ものに

反応しやすいみたいです。


予測誤差(Prediction Error)

「脳が予測したもの」と「実際に得た感覚」に

ズレがあると、

注意が向きやすく、印象に残る。

つまり、オシャレって

「脳が予測した“ふつう”」を少しだけ

裏切ることなのかもしれないです。


 完璧より、少し崩した方が美しい?

たとえばファッションでも、

“キメすぎてる人”って

逆にダサく感じたりする時って、ないですか?

・上から下までブランドで固めてる人

→全体的に、古着や、

ファストファッションで統一。

ハイブランドをしれっと、

ワンポイントで使われている方が、

ハイセンスに見える。

これは心理学的に、**「親近感バイアス」

「不完全効果(Wabi-Sabi)」**とも

繋がってくるみたいです。


不完全効果(Wabi-Sabi)

完璧すぎるものより、少しの“欠け”“余白”がある方が、美しさを感じる傾向。

この“崩しの美学”は、

日本の文化や美意識にも深く根ざしています。

まとめ

ギャップを楽しむことが、センスにつながる

オシャレとは、

「違和感」をポジティブに着地させるスキル

「意外性」を“あり”にしてしまうセンス。

その技術が”オシャレ”だと思うんです。

ギャップを生み出す。

でもそれを“無理矢理”じゃなく、

自然に馴染ませる。

その絶妙なバランス感覚が、

「オシャレ」なのかもしれないですね。

とはいえ、”オシャレ”とは、

すごく曖昧で範囲の広い

意味を持つ言葉だと思います。

“オシャレ”という、あらゆる要素を含む内の

一部分を切り取った、

いち、意見として、

いち、”アイデア”として

見ていただけたら、幸いです。


??: 「あれ、そのシャツいいね!買ったの?」

僕:「そう!いいでしょ、最近買ったんだよね。」

??:「オシャレじゃん。」

「後ろも見せてよ!」

「…。」

「タグついてるよ。(笑)」

僕:「…。」

「この不完全さ。」

「オシャレでしょ。」

ではまたっ。

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