絶景が嫌いな理由。日常の景色のほうが美しいと思う話

エッセイ

みなさん、絶景は好きですか?

僕は、好きじゃないです。

と、いうのは半分ほんとで半分嘘なんですけど。

住宅街に突然現れる夕日とか、工業地帯に浮かぶ月とかが、好きですね。

ただ普通の。日常に溶け込む綺麗な景色が、好きなんですよね。

変に、構えてないと言うか。カッコつけてない感じが。

絶景って、いかにもきれいでしょ?って

どこかちょっと、誰かに見せるための作為的な、人工的な美しさに感じちゃうんですよね。

科学調味料ぶち込んで、調合して作ったバチクソ美味くなった食品みたいな感じ。


あと、目の前に絶景あるのに、永遠とパシャパシャ写真撮ってる人。

みんな言いがちなことだけど、目の前の美しさをその肉眼に焼きつけろよって。

写真を撮る行為自体は否定しないんだけど、目の前の景色を見てないんですよね。

永遠に撮り続ける人って、あとでこの感動を見返そうってより、わたしはこれに感動しました。

この感動した私の感性をさあみんな見てくださいという、未来の自分自身の景色を見ているような感じがする。

もっと、うちから湧き出る震える魂で、その美しさを受け止めていたらいいなって思います。


話は戻るんですけど、「日本の自然 美しい絶景トップ10」みたいなのって、ありますよね。パンフレットの表紙になるような絶景。

あれって、自然でありながら、自然なものではないって、そんな気がしちまうんですよね。

そう言う人たち(写真パシャパシャ勢)で溢れているから。


月、綺麗だなあ。

聞いたところに言うと、

買えるらしいですね。

月の土地。

山とか土地って、誰かしらが所有権持ってますよね。

地主さん金持ってんだろうな。駐車場にしたり、家にして貸したりして。

おかしくね?

月は、月のもんじゃね?

山は、地球のもん。

土地も全部。

こんなこと言ってたら、

謎の組織に追われそうだ…

国が絡んだ謎の組織。

考えすぎか…?

とか言いながら見たら、

感動するんだろうな…絶景。

実に、見たい。

写真もパシャパシャ撮りたい。

SNSに載せたい。

え?

ではまた。(笑)

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