みなさん、
お元気お過ごしでしょうか?
今日もゆるっと、
サケトークのお時間です。
今回のテーマは――

そう、ワイン。
まえにちょっと触れた、
あの“醸造酒のエリート”です。
ワインって、
なんとなく…
「敷居高そう」
「難しそう」
「お高いんでしょ?」
…はい。
僕も、
そう思ってました。(笑)
でも、全然
そんなことなくて
ちょっと知ってるだけで、
ぐっと楽しくなるし、
何より美味しく飲める。
しかも、
歴史がとんでもなく長いので、
一杯飲むたびに“時代旅行”
してる気分になれるんです。
お祝いの日だけでなく、
“ニュートラルな晩酌”の仲間入り
させてみては、
いかがでしょうか?
それでは、
グラス片手に始めましょうか。

「ルネッサーーーンス!」
赤ワインと白ワインの違い
あなたは、
赤ワイン派? それとも白ワイン派?

なんとなく、
濃くてどろっと渋めなのが赤。
フルーティーで軽く、さらっと飲めるのが白――
そんなイメージですよね。
この違い、実は作り方なんです。
・赤ワイン → 皮・種ごと発酵
・白ワイン → 果汁だけで発酵
皮から色素や渋み(タンニン)が出るので
赤は、深い色と渋みが特徴。
逆に白は、さっぱりフルーティー。
ちなみに、白ぶどうから赤は作れませんが、
黒ぶどうから白は作れます。
これを「ブラン・ド・ノワール(黒からの白)」
といいます。
必殺技みたいで、
イカしません?
僕ならボトル持ってきた店員さんに、
かめはめ波ポーズで叫びますね。
「ブラン・ド・ノワール!」
…。
出禁になりますね(笑)
ちなみに、この
「ブラン・ド・ノワール」
比較的、希少価値高くて
居酒屋でってよりかは、
ワインバーや専門店で
見つかることが多いようです。
・高級め〜プレミアム感強めな白ワインの一種
・ワインバーや専門店で出会う確率が高い
・飲めたら「通」アピールバッチリ
ロゼ・スパークリング・その他の種類
ロゼは、赤と白の間。
ボトルが洒落てて、
飲んでる人までオシャレに見えるやつです。

イメージは、
シャネルの香水「チャンス」。
(僕が勝手に言ってるだけです)
作り方は3種類ありますが、
王道は、「皮をちょっとだけ一緒に
発酵させて色をつける」方法。
味はフルーティーで飲みやすく、
BBQやピクニックにぴったり。
スパークリングは、
発酵時に、出た炭酸を
閉じ込めた発泡タイプ。
祝杯のイメージが強いけど、
実は食中酒としても優秀。
ピザやフライドチキンのような
ジャンキー飯にも、
チョコやケーキなどのスイーツにも合う。
実は、かなりの
“オールラウンダー”なんです。
シャンパンとスパークリングワインの違い

「シャンパン」と「スパークリングワイン」
この違い、知ってますか?
実は、超シンプル。
シャンパンは、
フランスのシャンパーニュ地方で
造られたスパークリングワインだけのこと。
つまり、すべてのシャンパンは
スパークリングワインだけど、
すべてのスパークリングワインが
シャンパンではないんです。
じゃあ、
なんで分けられてるのか?
それはズバリ、
ブランド力です。
あとでも少し触れますが、
シャンパーニュ地方では、
ワインの作り方に、こだわりがあり
国の法律で、細かく決まっているんです。
代表的なルールは…
・ぶどうを育てるとき、
肥料や水を勝手に与えてはいけない
→ 土地の栄養や気候で育った
ぶどうだけが原料になる
・出来上がったワインに後から
炭酸を加えてはいけない
・樽の中ではなく瓶の中で炭酸を
発酵させなければならない
→ 「ルミアージュ」という独特の工程がある。
これだけ厳しい基準があるからこそ、
シャンパンは希少価値が高く、
味や泡の繊細さにその差が表れているんです。
ライトボディ・ミディアムボディ・フルボディとは?
ワインの「ボディ」って
聞いたことありますか?
これは、ワインの重さやコクの感覚
を表す言葉。
僕のラーメン好きが炸裂しますが(笑)、
ラーメンで例えるとこんな感じです。
・ライトボディ
→ 軽くてさっぱり。
スイスイ飲めるから、
初心者や暑い日にピッタリ。
・さっぱり塩ラーメン
・中華そば
・ミディアムボディ
→ 中くらいの重さ。
バランスよくて、和洋中どんな料理にも
合いやすい万能タイプ。
・王将のこってり醤油ラーメン
・日高屋のとんこつラーメン(僕の推し)
・フルボディ
→ しっかり重くてコク深い。
肉料理や濃い味の料理にぴったり。
・二郎系ラーメン
・家系ラーメン
ライトボディは、
ソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワール。
フルボディは、
カベルネ・ソーヴィニヨンやシラー。
が、代表格です。
カヴァ、貴腐ワイン、アイスワインって何?
ちょっと変わり種も、
紹介していきます。
・カヴァ
スペインのスパークリングワイン。
シャンパンと同じ瓶内二次発酵で作りますが、
価格はお手頃でコスパ良し。
スーパーやコンビニでも見かけるので、
手軽に楽しめます。
(ちなみに、僕は結構好きです…)
・貴腐ワイン
すごい名前ですよね…!
特殊なカビ「ボトリティス・シネレア」が
ぶどうに付くことで作られる超甘口ワイン。
蜂蜜やドライフルーツのような
濃厚な味わいが特徴です。割とレアキャラ。
・アイスワイン
凍ったぶどうから作る甘口ワイン。
カナダやドイツが有名です。
甘くて芳醇。
デザートワインの王様とも、言われています。
オールドワールドとニューワールドのワイン
ワインは世界各地で作られていますが、
大きく2種類に分けられます。
ワイン業界の二大勢力。
・オールドワールド
フランス、イタリア、スペイン、ドイツなど
ヨーロッパの伝統的産地。
歴史が深く、伝統的な造り。
土地や気候の個性を大切にするスタイル。
→ 先ほどシャンパンでちらっと触れましたが、
作り方に厳しい基準があり、
ブランド力が強いイメージがあります。
・ニューワールド
アメリカ、オーストラリア、チリ、日本、
南アフリカなど比較的新しい産地。
自由で大胆なスタイル。
果実味が前面に出ることが多い。
→ 厳しい規制がないため、より美味しい
ぶどうやワインが作れるよう、
日々改良されています。
その結果、味わいが深いものが多く、
近年ではソムリエたちの評価も高くなり、
オールドワールドとニューワールドの
格式の隔たりがなくなりつつあります。
ワインボトルの形と意味
ワインのボトルって、
実は形にも意味があるんです。
代表的なのは3種類。
・ボルドー型

肩が高くてしっかりした形。
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー
といった重めの赤ワインに多いです。
・ブルゴーニュ型

肩がなだらかで丸みのある形。
ピノ・ノワールやシャルドネなど、
繊細なワインによく使われます。
・アルザス型

背が高くて細長いボトル。
リースリングなど白ワインで
使われることが多いです。
ボトルの形を覚えると、
ワイン選びが、楽しくなりますよ!
地域で変わるボトルの内容量?
ワインの瓶の容量。
基本は、750mlなんですが
実は、地域や種類によって
違うこともあります。
・マグナム:1.5リットル(通常の2本分)
・ジェロボアム、レオボアムなど、
もっと大きいサイズも存在。
パーティーやお祝いの場で
インパクト抜群。
一方、日本の一部地域では
180mlの小瓶(ミニボトル)もあり、
気軽に、楽しめます。
ワインマナー入門
少し、ドレッシーな場面でも
ワインを飲んでみたい!
(おしゃれなイタリアン、フレンチや、
結婚式など…)
でも、マナーみたいなのがありそうで
なかなか、頼めない…

大丈夫です!!
これを読んで頂ければ、
楽しく気軽に飲めますよ!
・グラスの持ち方
脚(ステム)を持つのが基本。
手の温度で、
ワインが温まらないようにするためですね。
・香りの楽しみ方
グラスを軽く回して香りを立たせてから、
鼻に近づけて香りを楽しむ。
これがワイン通の楽しみ方って感じ。
一口飲んで味わいを感じるだけでなく、
余韻(後味)も味わうと深みが増します。
・テイスティング
出た!これ。
聞いたことありますよね?(笑)
これ、グラスに注ぐ前に
一口分だけ、ちょこっと
定員さんが注いでくれるやつ。あれです。
これ、意図としては、
・香り
・味わい
・色味
・コルクの破片入ってないか など
飲む前に
確認してねってことです。
ある程度、
しっかりとしたレストランでは
提供しているドリンク(ワイン)に
自信があり、「ワインが劣化してないか」
確認してもらうためのようです。
特に、「ブショネ」と呼ばれる
コルク臭(カビっぽい匂い)が
ないかは大事なポイント。
慣れてる人は、
グラスを覗き込んで
香り、色やコルクの破片 など
そういうのを、見ているみたいです。
正直、よくわからないので
サクッと一口飲んで
「美味しいです。大丈夫です。」
と、いえばおっけいです。(笑)
・抜栓のタイミング
開けてすぐより、
少し空気に触れさせる(デカンタージュ)
ことで、まろやかに。
味が開くこともあるようです。
最後に
ここまで、読んで頂き
ありがとうございました。
どうでしたか?
少し、小難しいところもあったかと
思いますが、案外
ライトに
手軽に楽しめそう!
そう、感じませんでしたか?
かつて、イエスキリストは、
「ワインは、我が血。」
的なことを、
言っていたそうです。
昔の西洋絵画にも、よく
ワインが描かれていますよね。
お家で、ぜひ、
クラシックなんかを聴きながら、
ワイン飲んじゃってみてください。
(手頃なワインでいいです!)
「やば。なんかいま、貴族してね?」
って、
気分になります。(笑)
かつて、ワインは
貴族たちの、王族たちのものでした。
クラシック音楽も。
ですが、いまは文明が発達して
手軽に、コンビニとかでも
千円以内で、買えるようになったんです。
家で、クラシックが
聞けるようになったんです。
めちゃめちゃ、
すごいことだと思いませんか!?
これって、リアルに
「ルネッサンス(文明復興)」ですよね!
今晩から、ぜひ
“ニュートラルな晩酌”
のスタメン入りのご検討を
よろしくお願いします(笑)
では、みなさん最後に。
いきましょうか。
グラスを片手に持って!
せーのっ。

おやすみ Cheers。
(ルネッサンスと思ったでしょ!)
ではまたっ。(笑)
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